為替レートってどうやって決まるの!?

円高・円安のことはだいたいわかったと思います。

では、そもそもなんで円の価値が上がったり下がったりするのでしょうか?

ここでは為替レートがなぜ変動するのか?ということについて説明してみたいと思います。

為替レートは人気投票によって決まる!?

簡単に言うと、為替レートは通貨の人気投票のようなものによって決まっています。

人気が高い通貨の価値は上がって行きますし、
人気が低い通貨の価値は下がってしまいます。

とは言っても、投票会場があって投票があって、
匿名でみんなが投票する、、、というようなことはありません。

ではどうやって人気投票がなされているのでしょうか?

突然ですが、為替というのはどうなれば利益がでますか?

安いときに買って、高いときに売れば利益が出ますよね?

単純な話なのですが、外国為替市場に参加している人たちは、
安いときに買って高いときに売りたいわけです。

ですので、人気の高い通貨というのは買われます。

みんながこれから上がるだろう、と思っている通貨というのは買われるので、
価値が上がって行くのです。

逆に人気の低い通貨というのは持っていても損をするだけなので売られます。

人気の高い通貨は買われれば買われるほど価値が上がり、
人気の低い通貨は売られれば売られるほど価値が下がるのです。

ただ、ここで気になるのは、
なぜ買われれば価値が上がるのか?といことですよね?

人気が上がるとオークションのような感じで価格が上がる仕組み

ヤフーオークションをやったことがありますか?

人気が高い商品ほど高い値段が付いて行きますよね?

通貨とヤフーオークションなんて、全く関係無いように思えるのですが、
実はあれとほとんど同じことが通貨に対しても起こっているのです。

たとえば、今市場に以下のような米ドルの買い注文が出ているとします。

●ドルを買いたいと思っている人たち
Aさん:1ドル101円で買います。
Bさん:1ドル100円で買います。

この場合に、ドルを売りたいと思っている人からすれば、
100円で買うといっているBさんに売るよりも、
101円で買ってくれるAさんに売る方がお得です。

でも、この状態でさらにドルに人気が集まれば、
絶対にドルを買う気マンマンのCさんが出てくるかもしれません。

●ドルを買いたいと思っている人たち
Aさん:1ドル101円で買います。
Bさん:1ドル100円で買います。
Cさん:1ドル103円で買います。

Cさんはドルを買う気マンマンなので、
103円というかなりやる気のある値段を提示しています。

つまり売り手にとってメリットの高い値段を提示しているわけです。

こうなってくると、ドルを売りたい人からすれば、
断然Cさんに売った方がお得になります。

そうこうしていると、Cさんの価格設定を見てあせったAさんとBさんは、
このままでは自分達はドルを買えないかもしれない!と焦りだします。

「やっぱりどうしてもドルを買いたい!」と思っていたAさんは、
より高い値段を提示せざるを得ません。

●ドルを買いたいと思っている人たち
Aさん:1ドル105円で買います。
Bさん:1ドル100円で買います。
Cさん:1ドル103円で買います。

Bさんもドルは買いたいと思っているのですが、
いくらなんでも105円は高すぎるよ、、、とおもったので、
半ばあきらめつつ提示している値段を変えませんでした。

この時点で、ドルの売り手はAさんにドルを売り、
1ドル105円で売買が成立したので、
現在のドル/円の為替レートは105円ということになります。

上記のケースで、もしBさんがAさんの105円に対し、
「いくらなんでも105円は高すぎるよ、、、」と考えず、
107円の価格を提示していれば、為替レートは107円になっていたかもしれません。

つまりドルにはまだそこまで人気がなかったので、
105円までのレート上昇でおさまった
、とも言えるのです。

さらにこの状態で、
「ひょっとしたらドルってそこまで人気が無いんじゃないか?」
と、ふと思ったCさんは、
「1ドル103円で買います。」という提示を取りやめます。

●ドルを買いたいと思っている人たち

Bさん:1ドル100円で買います。

すると、Bさんの「1ドル100円で買います。」という注文だけが残ります。

買い手の人気が一気に薄くなったのを見て、ドルの売り手は、
このままドルの人気が下がり続けたら、一生売れないかもしれない!
と考え、Bさんに1ドル100円で売ることにします。

このとき、1ドル100円で売買が成立したので、
現在のドル/円の為替レートは1ドル100円ということになります。

と、ざっくりと為替レートが変動するときの流れ・市場心理を書いてみましたが、
おおむねこんな感じの繰り返しで為替レートは変動しています。

何かの機械が計算して為替レートを決めているのでも、
どこかの政府のお偉いさんが決めているわけでもなく、
通貨が売買された実績の値段がそのまま為替レートとなります。

なんだかすごく合理的な仕組みですよね?

そして、ヤフーオークションで商品の値段が決まるのと似てますよね?

ただ、上記の例ではわかりやすくかなり大げさな値段設定にしましたが、
実際の相場ではドル/円の場合、1日1円も動けば大相場です。

通常は1日数十銭程度の変動が普通となります。
(銭は円の100分の1の通貨単位です。つまり100銭が1円。)

また、今回の例で登場したのは数人でしたが、
実際の外国為替市場では世界中の人が相場に参加しているので、
無数の取引がリアルタイムで行われています。

ということは、秒単位で価格が細かく変動するということです。

ですので、はじめて相場に参加するときは、
なんだか臨場感をすごく感じます♪

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