スワップ運用のメリット・デメリット

一番のメリットは長期保有が前提となるので、
何と言ってもトレードスキルをほとんど必要としない、ということでしょうか。

ノルマが求められているプロは、短期間のリターンを求められるので、
数年間保有し続けるということができません。

また、暴落後の買いチャンスを半年間待つというようなことも不可能です。

ですのでスワップ運用という手法はプロにとってはやりたくてもできない手法なのです。

そういう意味ではプロと戦わなくてもいい手法という点もメリットです。

さらに、一度買いポジションを持てば、あとは何もしなくても金利が付きますから、
一番不労所得に近いスタイルともいえます。

ただ、スワップ運用初心者は特に勘違いしがちなのですが、
基本的に金利よりも為替変動の方がはるかに収益に影響します。

ですので、買いのタイミングを間違えて高いところで買ってしまったら、
その含み損をカバーするのに数年かかる、、というようなケースもざらであります。

数年後に金利でカバーできればいいですが、
数年後にはさらにレートが下がっていて、もう当面はプラスに転じない、、
ということもあり得ます。

ですので、トレードスキルは短期売買に比べて不要ではありますが、
一番最初の買いを成功できるかどうか?が大きなポイントとなります。

また、短期売買に比べてどうしてもパフォーマンスは劣ります。

いくら高金利通貨であっても、現実的な水準としては5%から10%くらいです。

そうなると、巷のFXトレーダーのような月利30%とか、
毎月100万とか、そういった夢のようなパフォーマンスはスワップ金利では狙うことはできません。

さらに昨今のリーマンショックのような世界的な暴落が起こった時と言うのは、
リスク資産からお金が一斉に引き上げます。

高金利通貨というのは総じて利益を狙っている人が買っています。

ですので、暴落時は高金利通貨も全面的に暴落します。

リスク回避のために高金利通貨を買っている人がいるかどうか?って考えると、
そんな人ほとんどいないだろうというのが、なんとなくわかりますよね?

リーマンショックの時も多くのスワップ派がロスカットされ、
退場を余儀なくされています。